無職でもキャッシング審査に通るの?無職でキャッシング審査に通るケースをご紹介

soukai

無職の種類とキャッシング審査の結果の関連について

まず、無職の方にも様々なタイプの「無職」の方がいます。無職のパターンによって状況がことなるので、まずは無職にどのような種類があるのか見ていきましょう。

まったく仕事に就かず収入のない無職の方

このタイプの無職の例として、

  • 現在失業中で収入がない
  • 定年退職後仕事に就かず年金の受給を受けていない
  • アルバイトなどをしていない学生

などの方が該当します。基本的にこのタイプの無職の方はキャッシング、カードローンの対象者に含まれないことがほとんどなので、お金を借りることが難しいです。
お金を貸す立場としては、返済がきちんと行われるかどうかが審査のポイントとなりますが、貯金がある程度あったとしても、収入が無い状態だときちんと返済してくれないと判断します。

賃金以外の収入のある無職の方

このタイプの代表的な方は、

  • 定年退職後仕事に就くことなく年金の支給を受けられている方
  • 直接的な労働の対価を受けていなくても借家や駐車場の賃貸収入などを得ておられる
  • 特定の企業に勤めていなくても株式、FXや債券などの金融商品に投資して定期的な収入を得ている方

などがおられますが、収入があっても企業に勤務していないと判断されて審査に落とされるケースもあるのです。

家計を支える専業主婦

企業に勤務することなく直接的に収入を得ていない専業主婦は無職ということになります。家族の生活を維持するために家事という仕事をしていますが、収入がないために無職という扱いになりキャッシングローンの審査に通れないケースが少なくありません。
専業主婦の方であれば、銀行カードローンのような専業主婦でも借りれるタイプのローンを選択しましょう。

短期の仕事で収入を得ている方

アルバイトなどで働き少額の収入は得ているものの、短期間で不定期に収入を得ていると仕事に従事していない時には無職として認識され審査に通れないケースもあります。

派遣社員の場合でも時期によっては無職として扱われるケースもあるので注意が必要ですね。

企業に勤めたばかりの方

新規学卒者、転職したばかりの方、内定をもらっている状態の方など近々企業に勤務する、給料がもらえる、というような方も時期によっては無職とみなされ審査に落ちることもあります。

キャッシング審査に通る無職とは

先ほど紹介した無職のタイプに該当する方でもケースによっては審査に通ってお金を借りられることもあります。ここではそんな無職の方のケースを紹介します。

専業主婦なら利用できるローンもあります

無職で無収入の専業主婦でも審査に通りお金が借りられる2つのキャッシングローンのタイプがあります。それは、

  • 総量規制の適用対象外の金融機関
  • 総量規制の例外規定の配偶者貸付を行う貸金業者

のローンになります。前者の代表的なものは銀行カードローンで、後者では中小の消費者金融のローンになります。

ただし、両者ともにすべての事業者が専業主婦に対して融資しているわけでなく、収益やリスクを考えて独自の判断で行っているので各ローンで確認するしかありません。

無職でも収入のある方は申告次第で利用できるキャッシングローンもあります。

無職でも不動産や金融商品に投資して継続的に収入を得ている方ならローン審査にパスできることもあります。

投資などによる収入が一定額以上あり、また安定して継続的に得られている場合、企業に勤務していなくても融資上は問題ないと判断するローンもあるのです。

もちろんローンによっては利用対象者を企業勤務者に限定するケースもあるので利用者の要件をよく確認して申し込む必要がありますね。(給与所得者限定とか、同一の勤務先に1年以上勤務の方限定、など)

企業に内定している方ならOKのローンもあります

学生だけと就職が内定している方、退職して無職だけと転職先が決まった方などはまだ給料をもらっておらず働いていない状態ですが、その場合でも審査に合格できるケースもあります。

あまり多いとは言えませんが、これから勤める勤務先、職業や雇用形態などの内容により少額の融資に応ずるローンもあります。ただし、企業に内定していることや、どんな企業に勤め毎月の給料がいくらになるのか、などの点を伝えることが必要ですね。

キャッシング審査通過できない無職の方のとるべき方法とは

今まで見てきた無職の方がキャッシングローンの審査にパスするための方法を紹介します。

専業主婦を除くまったくの無職で無収入の方

現在失業中で無職の無収入である方はそのままではキャッシングローンの審査に通ることはほとんどないでしょう。そのため何らかの仕事に従事して少しでも収入を得ることが必要です。

就職活動中であっても週に2~3日程度のアルバイトやパートをすれば一定の収入が得られ、生活の支えにもなるので、やってみてはどうでしょう。

少額の収入でも安定していれば十分審査に合格して一定額のお金を借りられるかもしれませんよ。

収入のある配偶者を有する専業主婦

前に説明したとおり、この専業主婦の場合はキャッシングローンの利用が十分可能です。

銀行などの金融機関では専業主婦に「安定した収入のある配偶者がいる」ことを条件に30万円~50万円程度の融資を行うローンが少なくありません。これらのローンでは配偶者の収入証明書や同意者を求めることもないので配偶者に内緒でお金を借りられます。

審査のポイントは、専業主婦に長期滞納や債務整理などの信用事故の記録が残っていないことが挙げられます。もし心当たりのあるなら事故の記録が削除されるのを待って申請するか、ローンに相談してから申し込むのがよいでしょう。

近いうちに働き出す、勤務先が決まっている方

近々企業に勤めて給料がもらえることが確定している方でもローンへの申し込み方により審査で落ちてしまうこともあります。

大手のキャッシングローンの申し込みで、無職と無収入で申請するとコンピューターが機械的に不合格と判定してしまいます。

しかし、申し込みの際にもうすぐ働きだし決まった給料がもらえることをローンの担当者などに説明すればそれを考慮して融資してもらえることもあるのです。つまり、近々無職で無収入ではなくなることを伝えることが審査に通る大前提になるわけですね。

以上のようにいろんな無職の方がおられますが、その内容や状態次第では利用できるキャッシングローンもあります。ただし、無職の方が審査に通りにくいことには間違いないので、より合格しやすい手段をとっていく必要があることを忘れないでほしいですね。

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