おまとめローンの審査を通るためのポイントと基礎知識をご紹介

「おまとめローン」とは何か？基礎知識の解説

まず「おまとめ」というのは、「複数の借金を、一つにまとめる」ということ。
「たくさんの業者から借りていたのを、1社に絞る」ということですね。

そして、そのために用意された専用のローンが「おまとめローン」。
ただ、この「おまとめローン」を用意している業者・銀行は、意外と少ないです。
特に銀行はほとんど用意していません。

しかし、別に「おまとめローン専用」のコースで申し込まなくてもいいんですね。
特に銀行カードローンは限度額が大きいので、どこで申し込んでも、借入まとめをできるだけの金額を、十分に借りられます。

（その人の借入残高が、よほど大きな数字でなければ）

おまとめローンをやっている業者・銀行はどこか？

「おまとめローン」とはっきり名前の出ているローンは、下の業者・銀行が提供しています。

消費者金融の場合

この3サービスが「おまとめローン」を前面に出している消費者金融です。
（プロミスの名前はそのままですね）

他の大手は「SMBCモビット・レイク」ですが、この2サービスはおまとめローンをやっていません。
普通のSMBCモビット・レイクのカードローンを、そのままおまとめローンにしてもいいですが、上の3サービスの方がいいでしょう。

「おまとめローン」という名前をはっきり出している以上、借入まとめに対して理解があり、審査に通りやすいはずだからです。
（決して、審査が甘いということではありません）

銀行カードローンの場合

銀行カードローンで「おまとめローン」という名前をはっきり出しているのは、大手では「東京スター銀行」「西日本シティ銀行」くらいです。

あとは「何にでも使える」フリーローンで「おまとめ・借り換えもOK」と書いているくらいで、「おまとめローン専用」というコースはありません。

しかし、銀行の場合はこれでも大丈夫。
先にも書いた通り、限度額が大きく、借入まとめにも十分な金額だからです。

借入件数を減らすのがおまとめローンの審査に通るポイント

借入件数が少ないほど、おまとめローンの審査に通りやすくなります。
「いや、借入件数を減らすためのおまとめローンだろ？」と思うかも知れません。

その通りですが、業者・銀行も「危ない人」には貸したくないのです。
「危ない人でない」というのを示すため、「おまとめローンの審査のために、借入件数を減らす」必要があるのです。

「親や友達から借りる」「家庭内の不要品を売る」「日払いのアルバイトをする」などの方法でお金を用意し、小さいところから完済しましょう。
そして、借入件数を3件程度まで減らしたら、審査に通りやすくなります。

「いや、無理」という場合は、とりあえず審査を受けてみましょう。
そして、3件連続で無理だったら、もう闇金しか通らないので、この場合は潔く債務整理です。

（たとえば個人再生なら、借入残高を5分の1にできます）

おまとめローンの審査に通るポイント：同時に複数の業者に申込みをしない

これはおまとめローンだけでなく、普通のキャッシングの審査でも重要なポイントです。
「同時申込み（多重申し込み）」は、業者・銀行から「危険な人物」と判断されます。

常識で考えれば納得が行くでしょう。
普通の人は、キャッシング…ましておまとめローンに同時申込みなどしないのです。

なので、焦る気持ちはわかりますが、まずこらえることが重要。
同時申込みはせず、1件ずつ申し込みましょう。

2件連続でダメだったら大抵ダメなので、借入件数を減らすために、日払いのアルバイトなどをしてください。
それらを全くできないという場合、最後に3件目を受けて、それでダメなら債務整理です。

以上、おまとめローンの基礎知識と、審査に通るポイントを解説しました。
借入件数・残高を減らすことは、おまとめローンを使っても使わなくても大事なことなので、ぜひチャレンジなさってください。

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