カードローンの返済のお金はどうする?経験者が語るローン返済に対する本音

返済

カードローンを借りた後、どのように返済をしたか

カードローンを借りた後、実際にどのように返済したか、あまり生の声を聞かれたことはないと思います。
私は、カードローンで借りた後、どのようなマインドで返済や、やりくりをしていたか、当時のことを思い出してみました。
私の場合は、少々多額な額を借り入れしたので、苦労をしました。
数万円程度のつなぎのカードローンでしたら、気軽に返済することはできましたが。。

この記事では、私が完済するために意識したこと主にマインド面をメインにご紹介します。

より良い条件のカードローン会社に借り換え、返済する

トータルの返済金額を減らすために、金利の条件が良いカードローンにすべての借金を一本化しました。
1%でも金利が低くなると、返済金額が大きく変わります。現在は、条件のよい銀行系カードローンが借りやすくなっているので、
借金をよりよい条件にまとめることで、借金のトータル金額を詳しく把握することで返済計画を立てる機会にもなります。

臨時収入が入ったら、すぐカードローン返済に回す

カードローン返済に関するマインド面では、まず、これを習慣づけました。
たとえ1000円や2000円であっても、臨時収入があって、使う予定がなかったらすぐに返済に回す…ということです。

私はその頃東京駅の近く(日本橋)に住んでいたので、銀行のATMも消費者金融のATMも、あちこちにありました。
なので、とりあえず財布にお金さえあれば、歩いているだけで返済のチャンスはいくらでもあったんですね。

なので、手数料無料で使えるATMが見つかるたびに、財布の中にあるお金を極力返済に回していました。

私の場合は自営業で、多くのクライアントさんからお仕事をいただいていたので、振り込みのタイミングもバラバラだったのです。
月に15回くらい「給料日」があったので、そうやってお金が入るたびに、返済していたんですね。

カードローンで借金しても成功した人、立ち直った人の伝記を読んで返済に対するモチベーションを維持する

借金から立ち直れない一番の原因は、私は「精神的なもの」と思っています。

「この年で、こんなに借金している時点で負け組だ」とか、
「どうせ完済したって、マイナスがゼロになるだけ」

…と思っているから、返済のモチベーションが湧かないのだと思います。
(少なくとも、私はそうでした)

しかし、成功した人の伝記を読んでいると、結構借金しているんですね。

たとえばカーネルおじさんこと「カーネル・サンダース」は、KFCを始める前の事業で、高利貸から借金をしていました。
(ケンタッキー公式サイトのPDFの伝記で読めます)

また、戦後の日本を代表する経済人の一人で、新日鉄の会長だった、永野重雄氏。彼もやはり、昔事業で失敗して夜逃げをしています。
(彼の自伝のタイトルも『君は夜逃げしたことがあるか』です)

歌手のさだまさしさんも、映画製作で28億円の借金をし、歌手人生のほとんどをかけて返済していました。

他にも矢沢永吉さんの5億円の借金など、有名人でも多くの借金を抱え、それを乗り越えています。
さだまさしさんは「借金をしていなければ、ギターも歌ももっと下手だった」と語っていますが、このように借金が人生のバネになることも、あるわけです。

そういう人たちのエピソードを知って、借金に対する意識を変えること。
完済のための努力をしている自分に、自信を持つこと。

借金完済のためには、これが一番重要な気がします。
(少なくとも、私はそうでした)

収入と支出のバランスを明確に把握をして、支出を抑えてローンの返済に回す金額を増やす

私の場合、銀行口座の残高の推移をきちんと把握していませんでした。
カードローンで借り入れをした後は、なるべく支出を減らそうと家計簿をつけるようにして無駄な支出を抑えました。
基本的なことでしたが、最近だとマネーフォワードなど銀行と直接つないで自動的に家計簿をつけてくれるソフトがありますので、
それを利用しました。思ったより携帯代がかかっていたので、格安スマホに変えたり、無駄な月額サービスの解約を行いました。
携帯回りだけで月々数千円程度の支出削減となり、削減した費用はそのまま返済に回していきました。
よく支出を下げろという話はいわれますが、引き落とし履歴を細かく見ると、意外と節約できそうなものがあります。

カードローン返済ブログをつける

人間、自分のやっていることは人に話したいものです。
言葉にすることで、その行動が脳の言語野、聴覚野など多くの場所に記憶され、さらにやりやすくなるからです。

(だから、「海賊王に俺はなる!」と言い続けるような人は、本当にそうなりやすいんですね)

人によっては日記とかブログは苦手、という方もいるでしょう。
そういう場合は無理にやる必要はありませんが、逆に「好き」という方も多いはずです。

そういう方は、積極的にブログをつけましょう。
借金完済を目指す人たちのブログはたくさんあるので、自然と交流も生まれます。

一人だとモチベーションが続かなくても、誰かが見ていてくれると思うと、続くことが多いもの。
別に借金のことだけ語らなくてもいいので、何でも書きたいことを、ブログに書いてみるといいでしょう。

以上「カードローンの返済をどうやるか」という、根本的な話をまとめました。
これはカードローンの返済に限ったことではないのですが「どうやるか」というノウハウは、意外とマインド的な部分が大きいです。

ただ、マインド論だからといって非科学的というわけではありません。
上に書いたように「言葉にすると、その行動が言語野や聴覚野で再現されて、実行しやすくなる」などの科学的な理由があるのです。

実際、本気で借金完済を考えていると、同じように借金で苦しんで克服した人の話を知りたい、と思うはずです。
こういう風に、人間の脳や体は「自分に必要なこと」をわかっているものです。

「カードローンの返済をどうやるか?」と考える時も、特にモチベーションの維持については、「自分の心の声を聴く」というのも大事でしょう。

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