勤続1年未満。勤続年数が短い人でもカードローンで融資をもらう方法とは

勤続1年未満

勤続1年未満で、勤続年数が短くてもカードローンで融資可能なケースとは

たとえば下のような条件を全部(あるいはいくつか)満たせば融資可能です。

  1. 年収が高い
  2. 現在の借入残高がない(少ない)
  3. 過去の返済トラブルがない
  4. 安定した職業である
  5. 自宅の条件が有利

勤続年数1年未満と短くても年収が高い場合は通る可能性アリ

年収が高いと聞くと、1000万円以上など、ものすごく高く思われるかと思いますが、
カードローンの審査では、いくらから年収が高いと判断されるか明確な基準はありませんが、「200万円以上」が最初のラインとされています。
さらに「高確率で通る年収」というと「400万円以上」です。

「600万円」まで来たら、過去の返済トラブルでもない限り、勤続年数はほとんど関係なく、融資可能と言っていいでしょう。
(もちろん、勤続年数が長ければさらに限度額が大きくなりますが)

現在の借入残高がない(少ない)場合、勤続年数をカバーするくらい評価される可能性あり

現在の借り入れ残高が0であると、ポイントが高く評価されます。
また、借り入れがあった場合、借り入れ件数が少ないほど高く評価され、有利になります。

ただ、いままで無借金で来たという方よりも、過去に借りたことがあり、延滞なくコツコツと返済もしくは完済した人が有利とされます。
カードローンの審査の際に、過去の返済履歴も見るため、いままで借金がなかった人は、これからちゃんと延滞なく返せるかの判断が
過去に借り入れをして、コツコツと返済した実績がある人と比べると弱いです。

つまり、キャッシングの審査では、「借りたことがない人」よりも、「借りて延滞なくキチンと返済をした人」が信頼されます。
通常の感覚だと、いままで借金がなかった人の方が有利だと思いますが、逆なのです。

過去の返済トラブルがない場合、勤続年数が短くても評価が高い

これは最重要項目です。他の条件がどれだけ良くても、重大な返済事故を起こしていたら、それだけでアウトです。

過去の返済トラブルは「事故情報(異動情報)」という名前で、記録されています。
JICC、CICなどの「個人信用情報機関」という組織が管理しています。
一度も返済事故がないという認識でも、携帯電話を分割で電話料金と一緒に払っている場合など
借り入れと認識しないまま、事故(異動情報)として記録されることがあります。

また、各種信用情報機関において、間違った記録がされる場合があります。
この場合は、まったく気づかずにいわゆる「ブラック」という状態になることがあります。

実際、携帯会社のソフトバンクが、間違った情報を信用情報に記載し、まったく問題ない人でも
借り入れができなくなっていた可能性がありました。

ご自身がどういった信用状態か確認したい場合は、信用情報機関からあなたに関する信用情報を取り寄せることをお勧めします。
どうやって取り寄せるかは下記をご参考に。

安定した職業であれば勤続年数が短めでも大丈夫な可能性あり

公務員が理想で、大手企業・歴史のある企業の正社員ほど、有利になります。
会社の規模や知名度が同じなら「業界自体が古い」方が有利。
収入が安定していたり、会社自体の業績が安定していると、審査の際に高く評価します。
(たとえばソーシャルゲームなど、最近になって登場したビジネスは、不利です)

自営業・個人事業主・フリーランスは当然不利。
法人経営者でも、会社の正社員に負けるくらいです。

勤続年数が少なくても自宅の条件が有利

以下の条件を満たすほど有利になります。

  • 賃貸より、持家
  • 家族名義より、自分名義
  • ローン支払中より、ローン完済済み
  • 一人暮らしより、家族同居
  • 居住年数が短いより、長い

といったように、資産があったり、不安定な生活を送っていないように思われる内容だと高く評価されます。
固定電話の番号も、当然あった方がいいですね。

借入希望金額が小さい場合、勤続年数が短くてもOK

これは「審査に影響しない」という説もあれば「影響する」という説も。
多くの意見や体験談を見た結果、私は「影響する」と思っています。

というのは、消費者金融の業界も「統計学的な分析」がされていて、「○○総研」というようなシンクタンクが、業界紙で発表しているレポートもあります。

それらのレポートを見ると「自分の返済能力を超えた金額を希望する人は、返済不能に陥るリスクが高い」ということが、統計ではっきり出ています。
「超えた金額」でなくても「希望金額が大きければ大きいほど」、その人は危険…ということがわかっています。

これは、別に統計をとらなくても、日常的な感覚で納得が行くでしょう。
「5000円貸して」ならともかく「10万円貸して」と言ってくる友達を、私たちは信用しないはずです。

…というわけで、勤続1年未満の場合、特に借入希望金額を「限界まで小さく」しましょう。
(希望金額を細かく指定できる業者・銀行の場合)

以上、主だった条件はこのくらいです。
これらの条件を一部(あるいは全部)満たしていれば、勤続1年未満でも、カードローンで「融資可能」となることが多いでしょう。

勤続年数が長くても、カードローンの審査で落ちるケース

これは、先に説明した「通るケース」の逆です。箇条書きすると、

  1. 年収が少ない
  2. 借入残高&借入件数が多い
  3. 過去に返済トラブルを起こしている
  4. 職業が不安定
  5. 自宅の条件がよくない

…というもの。詳しい内容は「通るケース」の逆と考えてください。

以上、「勤続1年未満でもカードローンで融資可能となるケース」と「勤続年数が長くても審査に落ちるケース」を紹介しました。

ちなみに、勤続1年未満の場合、源泉徴収票がないので「数ヶ月分の給与明細」を出します。
(収入証明書を求められた場合は、ですが)

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