おまとめローンを借りるときにかかる手数料や保証料の秘密とは

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おまとめローンを借りるときにかかる手数料・保証料の秘密

おまとめローンの手数料については、明記されていない業者・銀行が大半。
銀行名などでピンポイントに検索しても出ません。

「おまとめローン 手数料」「おまとめローン 保証料」などで検索して、上位に出てくるのはほとんど信用金庫です。
(あとは、あまり信頼できないサイトです)

以下、そうして出てきた金融機関の例です。

金融機関ごとのおまとめローンの「手数料」の徹底比較

金融機関名 手数料
東京スター銀行『スターワンバンクローン』 事務手数料不要
イオン銀行『おまとめローン・ネットフリーローン』 契約1件につき2700円(税込)
たちばな信用金庫おまとめローン『まとめちゃ王』 手数料は不要です

おまとめローンの「保証料」の比較

金融機関名 保証料
東京スター銀行『スターワンバンクローン』 月末ローン残高の0.1%
たちばな信用金庫おまとめローン『まとめちゃ王』 融資利率に含む
播州信用金庫『ばんしんおまとめローン』 年率14.50%(保証料含む)
長野信用金庫『おまとめローン』 固定金利13.00%(保証料を含みます)

おまとめローンの手数料はあまりかからず、保証料は金利に含まれることが多い!

上のように、明記しているおまとめローンを提供している金融機関を調べた結論は、

手数料 かからない金融機関が多い(かかっても3000円程度)。
保証料 金利に含むことが多い

…というものです。
割と大手であるイオン銀行が「2700円」でやっているなら、他の大手も「仮に手数料があったとしても」、このくらいの金額でしょう。

(イオン銀行だけ突出して高い、ということはないはずです)

おまとめローンの保証料は大体いくらなのか? ~利率でなく、金額で言うと?~

保証料は、東京スター銀行なら「ローン残高の0.1%」。
たとえば「100万円借り入れ」なら「1ヶ月1000円」です。

おまとめローンを利用する方なら平均200万円は超えているはずなので、「1ヶ月2000円」というところでしょう。
借入総額が大きい人だと、おまとめローンは「保証料でかなり取られる」かも知れません。

しかし「利率に含む」という場合、利率を見て「今借りてる業者より安い」と思ったら、その時点で安いわけです。
この点「利率に含む」の業者の方がわかりやすいので、おまとめローンではそういう業者・銀行・信金を選んだ方がいいですね。

(東京スター銀行のおまとめローンを、否定するわけではないですが…)

そもそも保証料とは何か?何でかかるのか?

おまとめローンにも審査が必要です。
その審査は「保証会社」という会社が代行します。

(銀行のおまとめローンの場合、アコムやプロミス、オリコなどが代行しています)

代行している以上彼らに対する「報酬」が必要。
そのコストとして「お客さんからお金をいただきますよ」というのが「保証料」です。

こういう仕組みなので、おそらくアコムやプロミスなどのおまとめローンは、保証料はかからないはずです。
(彼ら自身が保証会社なので)

おまとめローンにかかる手数料や保証料は、大した問題ではない

ここまで詳しく書いてきましたが、結論を言うと、これらは「大したことない」ものです。
おまとめローンのデメリットはこれより大きなものがあり、それが「過払い金が返ってこない」ということ。

長年借り入れしていた方限定のデメリットですが、これは大きいです。
数十万近く、過払い金だけで返還してもらえるという人もいますから。

それがゼロになってしまうことがあるので、その方が大きなデメリットです。

ただ、これについては事前に過払い金が発生していることを確認し、返還請求をして取り戻した後なら、借入まとめをしてしまっても大丈夫です。

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