消費者金融と銀行カードローン、それぞれのおまとめローンを比較しました

消費者金融のおまとめローン・ランキング

おまとめローンランキング1位…アイフル『おまとめMAX・かりかえMAX』

アイフルがのおまとめローンは、金利の安さが魅力。
多くの人に適用される「上限金利」で比べると、

…となっています。
ただ、これは「さほど金額が大きくない」人の場合。
金額が大きい人は、次のプロミスの方がおすすめです。

おまとめローンランキング2位…プロミス『おまとめローン』

プロミスはアイフルと違い「下限金利」が一番安いです。
下限金利は「借入残高が数百万円」と多額な場合に適用される金利。
これで比較すると、下の通りです。

アイフルの金利が異様に高いのに気づくでしょう。
つまり、アイフルのおまとめローンは「総額が小さい時」にはおすすめで、「総額が大きい時」には、やめた方がいいわけです。

おまとめローンランキング3位…アコム『借換え専用ローン』

アコムはプロミス・アイフルに比べて限度額が300万円と小さく、両者の500万円に負けています。
また、金利も上限金利、下限金利ともに特徴がありません。

唯一、両社に優っているのは「返済回数」。
プロミス・アイフルは「10年（120回）まで」なのに対して、アコムは「162回まで」です。

しかし、個人的にはこれはさほどのメリットではないと思います。
借金はすぐに返した方がいいからです。

肉体的になかなか働けなくて、どうしても返済が長期になる…という方にはアコムがおすすめです。

しかし、「その気さえあれば、バリバリ働いて10年で完済できる」という場合、アイフル・プロミスの方がいいでしょう。

銀行カードローンのおまとめローン・ランキング

銀行おまとめローンランキング1位…オリックス銀行カードローン

オリックス銀行は、公式サイトのトップで「おまとめ・借り換えOK」と明記。
大手の銀行カードローンは、あまり「おまとめ・借り換えOK」というのを前面に出していませんが、オリックス銀行は出しています。

前面に出しているということは「おまとめローンに理解がある＝審査に通りやすい」ということ。
「審査が甘い」というわけではありませんが、他の銀行より柔軟なのは間違いないでしょう。

実際、オリックス銀行で新規に申し込む人の大部分が「おまとめ・借り換え」目的です。

銀行おまとめローンランキング2位…イオン銀行『おまとめローン・ネットフリーローン』

イオン銀行も「おまとめローン」という名前を前面に出している、少数派の銀行の一つ。
なので、借入まとめに対する理解があります。

イオン銀行のおまとめローンは「金利が安い」のも魅力。
一番高い金利で「13.5％」ですが、これはすべての銀行の平均の「14～15％」よりも安いです。
（たとえば、みずほ銀行は14％です）

300万円までな収入証明書もなしで借りられるので、この金額で借金の一本化できる方は、手続きも楽です。

銀行おまとめローンランキング3位…みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、「最大限度額1000万円」という、限度額の大きさが魅力。
「いや、1000万円も要らない」という人もいるかも知れませんが、実は借金の一本化では、結構必要なのです。

やや衝撃的なのが、2015年4月発表の金融庁の調査結果。
東京都の多重債務者の平均借り入れ金額は、何と「832万円」です。

オリックス銀行の最高限度額は「800万円」ですが、これでも足りないんですね。
つまり「本格的な多重債務者」の方がおまとめローンを利用する場合、みずほ銀行くらいの限度額が必要、ということ。

ただ、このレベルになると「審査に通るか」がそもそも厳しい所。
おまとめローンよりも債務整理を選ぶことになるかも知れません。

以上、消費者金融と銀行カードローンの双方で、おまとめローンのランキングを紹介しました。
借金の一本化を検討中の方に、それぞれ参考にしていただけたらと思います。

関連コンテンツ

• 銀行のカードローンって普通の消費者金融のカードローンキャッシングと何が違うの？
• リボ払いって実はこんなに怖い!借入まとめ(おまとめローン)で余裕の返済計画
• おまとめローンの審査に通るにはどうしたら良い？審査が甘いおまとめローンはある？
• 「おまとめローン」の審査に通る条件は？
• おまとめローンの基礎知識から審査に通る方法までのポイントを徹底解説
• おまとめローン会社を選ぶ際のポイントは、金利が低いかどうか。
• 銀行カードローンの審査に通過するコツ(秘訣)とは？
• おまとめローンに関するオリックス銀行カードローンの特徴
• 住信SBIネット銀行カードローンのおまとめローンのメリットとデメリット
• 多重債務で辛いあなたを楽にする「おまとめローン」とは