おまとめローン会社を選ぶ際のポイントは、金利が低いかどうか。
目次
消費者金融で低金利で評判のおまとめローンは、アイフルかプロミス
まず、消費者金融で「おまとめローン」を提供しているのは「アイフル・プロミス・アコム」。
アコムの金利は特に特徴がないので、ここでは紹介しません。
アイフルとプロミスの金利は、それぞれ「安くなる条件」が違います。
アイフルとプロミスの金利条件の違いは下記になります。
| 借入総額が多い | プロミスが安い |
|---|---|
| 借入総額が少ない | アイフルが安い |
金利には「借入する際の最高に高い場合の金利…上限金利」と「借入する際の一番安い金利…下限金利」があります。
| 下限金利 | 借入総額が多い時に適用 |
|---|---|
| 上限金利 | 借入総額が少ない時に適用 |
といういった形ですが、プロミス・アイフルの上限金利、下限金利はそれぞれ下のようになっています。
上限金利（借入総額が小さい時）
| アイフル | 15.0％ |
|---|---|
| プロミス | 17.8％ |
下限金利（借入総額が大きい時）
| プロミス | 4.5％ |
|---|---|
| アイフル | 12.0％ |
…というように、それぞれはっきり違うことがわかります。
借入金額が小さい場合はアイフル、借入金額が大きければプロミスが金利の条件が良いことがわかります。
そのため、借入総額に応じてプロミス・アイフルのおまとめローンを使い分けるのがいいのです。
住信SBIネット銀行のおまとめローンはダントツで低金利
住信SBIネット銀行は「おまとめローン」という名前のローンを出しているわけではありません。
使い道自由のローンを、おまとめローンに使う…というやり方です。
（多くの銀行はそうです）
住信SBIネット銀行では、下の2種類のフリーローンを出しています。
（フリーローン…使い道自由のカードローン）
- Mr.フリーローン
- Mr.カードローン（プレミアムコース）
それぞれの金利は、下のようになっています。
| Mr.フリーローン | 3.775％～12.0％ |
|---|---|
| Mr.カードローン | 1.99％～7.99％ |
特に「Mr.カードローン」の方は、異様なくらい安い金利。
その分審査も厳しいのですが、もし通れば、これほど低金利で使えるおまとめローンはありません。
普通の銀行カードローンの金利は、大体「4.5％～15％」。
比較的低金利と評判のみずほ銀行でも「4.0％～14％」です。
Mr.カードローンの方はもちろん、Mr.フリーローンの方でも、かなりの低金利ということがわかります。
金利の安さでおまとめローンを選ぶなら、断然住信SBIネット銀行でしょう。
イオン銀行のおまとめローンも、低金利で評判
イオン銀行は「おまとめローン・ネットフリーローン」というコースを提供しています。
「おまとめローン」を表に出している、少数はの銀行の一つです。
なので、おまとめローン目的であれば審査に通りやすい可能性があります。
イオン銀行の金利は「4.8％～13.5％」
普通の銀行カードローンの上限金利は「14.5％」くらいなので、イオン銀行の上限金利は、かなり安いです。
（下限金利は普通です）
借入総額が100万円や200万円程度なら、この上限金利に近い金利が適用されます。
そのため、この程度の借入総額だったら、イオン銀行のおまとめローンは、かなりの低金利と考えていいでしょう。
おまとめローンの評判はいいが、金利が高い銀行カードローン
銀行のおまとめローンで特に評判がいいものは、「オリックス銀行」です。
公式サイトではっきり「おまとめ・借り換えOK」と書いていることもあり、新規の申し込みの大部分が「おまとめ・借り換え目当て」という話もあります。
そのくらい、おまとめ・借り換えで人気のオリックス銀行ですが、実は金利は少し高め。
上限金利の「17.8％」は、プロミスと同じレベルです。
逆に下限金利の「3.0％」は、銀行カードローンの中でも最安レベル。
なので、400万円～800万円程度の大きな金額を借りるなら低金利ですが、普通の借入金額の場合、オリックス銀行の金利は高い…と考えてください。
以上、低金利でおまとめローンを融資してくれると評判の、業者・銀行を紹介しました。
これから借金の一本化をされるかたは、月々の返済の負担を小さくするためにも、これらの低金利の業者・銀行で、申し込んでいただくといいでしょう。
