低い金利で借金の借り換えを行なって、返済額を減らそう!
目次
『クレジットカードのリボ払い』を借入まとめ、おまとめローン・借り換えで安くする
クレジットカードを複数持っている人は多いです。
2013年時点で、日本人のクレジットカード平均保有枚数は「1人3~4枚」。
(詳しいデータは後ほど補足します)
で、この「3枚~4枚」のそれぞれでリボ払いをしている…という方は意外と多いんですね。
特に20代の若いサラリーマン・OLさんに多いです。
一応の経済力があるからカードの審査に通る。また、支払いもできる。
でも、お金の知識がないから、自分が損していることに気づかない…ということですね。
こうした「複数のクレジットカードでのリボ払い」は、できるだけ早く一つにまとめるべきです。
「いや、それぞれ限度額が低いから、無理です」という方もいるでしょう。
その場合「銀行カードローン」でまとめます。
「カードローン」というと抵抗があるかも知れませんが、銀行なので低金利。
借入・返済用のカードも、普通のキャッシュカードをそのまま使うだけです。
カードローンの機能だけ、あちらのシステム側で追加される…という風です。
あなたの「カードローン用ID」が発行されるようなものですね。
自宅への電話や郵便物もほぼゼロなので、家族にバレたりする心配もありません。
自動車ローン(ディーラーローン)の借り換えで、金利を低くする
自動車ローンは大別して2種類。
- 販売店が提供するローン(ディーラーローン)
- 銀行、農協などが提供するローン(マイカーローン)
です。結論を言うと「ディーラーローンは高い」ので、銀行などの「マイカーローン」に借り換えるのがベスト。
なぜディーラーローンは金利が高いのか?
車の販売店は、自ら貸金業をやっているわけではありません(当然ですが)。
彼らは、「貸金業者を紹介」するだけなのです。
一応「トヨタ」「ホンダ」などの販売店の名前でも、ローン自体を管理しているのは、普通の信販会社なのです。
ということは、「直接その信販会社で借りた方が、安い」わけです。
ディーラーはこうやってお客さんを紹介して、信販会社からマージンをもらっていますから。
直接信販会社から借りれば、そのマージンがなくなる分「金利が安い」わけです。
もちろん、信販会社が安いということは、同業である銀行や農業なども安いということ。
(信販会社の金利だけが安いなら、今頃貸金業界は、信販会社が制覇しています)
という風に「販売店のマージン」がある以上、ディーラーローンはどうしても高金利にならざるを得ません。
だから、銀行などのマイカーローンに借り換えした方がいいのです。
住宅ローンの借り換えは、微妙な金利差でも利息が大幅に減る
普通の借金の借り換えは、多少の金利差では意味がありません。
総額自体が小さいので、少しの金利差ではさほどの違いがでないのです。
しかし、住宅ローンのような金額の大きい借り入れは別。
この場合「ほんの少しの金利差」でも、支払いが終わる頃には、かなりの差になっています。
たとえば下のような条件で計算してみましょう。
残りの借入総額 | 2500万円 |
---|---|
金利差 | 0.5%(年率) |
残りの返済期間 | 20年 |
この場合、トータルの利息は「149万円」の差がでます。
月々の返済額に直すと「6000円以上」。
たった0.5%の金利差でも、これだけ違うわけですね。
住宅ローンの手続きは大変なので、一度組んだらそのままにする方が多いでしょう。
しかし、借り換えによって「給料4ヶ月分」くらいのお金が生まれるわけです。
少し時間を取って調べてみる価値は、大いにあるでしょう。
補足データ ~日本人のクレジットカード平均保有枚数について~
上に書いた「1人当たり、3枚~4枚保有している」というデータについての補足です。
2013年時点で、国内全体のクレジットカードの発行枚数は「約3億2000万枚」。
日本人の人口は1億2000万人なので、1人当たり2.7枚です。
そして、実際には「日本人」の中には「未成年」や「現金主義」の方もいます。
そう考えると、カード人口は1億人~8000万人。
なので「1人当たり、3枚~4枚」持っていることになります。
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