銀行カードローンのキャッシングと消費者金融キャッシングの金利はどっちがお得?
目次
銀行カードローンの金利(実質年率)をご紹介!
銀行カードローンと消費者金融のキャッシングの金利を比較してみましょう。
まずは銀行カードローンですが、代表的なものだと下記になります。
みずほ銀行 | 4.0~14.0% |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行 | 1.8%~14.6% |
オリックス銀行 | 3.0~17.8% |
楽天銀行 | 1.9%~14.5% |
「みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行」はほぼ同じ上限金利というのがわかるでしょう。
これらの金利は「銀行カードローンの標準レベル」です。
(地方銀行などでも、これらの金利が多いです)
逆に高いのが「オリックス銀行」。
オリックス銀行は、低金利と言われることも多いですが、上限金利を見ると、他の銀行カードローンの上限金利とくらべて高いことがわかります。
銀行カードローンを選ぶ際に、この最低金利と最高金利の差をよく見て比較する必要があります。
銀行カードローンでキャッシングを行う際に、どこに注目したらいいか解説していきます。
銀行カードローンの「低い方の金利」は、あまり意味がない
実はこの「低い方の金利」というのは、ほとんどの人にとって「関係ない」のです。
というのは「最大限度額まで借りた場合」の金利のため。
例えばオリックス銀行の場合「800万円」まで借りた場合、この「安い方の金利=3.0%」になる、ということです。
「意味無いじゃん」と思うでしょう。実際、ないのです。
多くの人の10万円程度の借り入れの場合、関係あるのは「高い方の金利」。
これで見ると、オリックス銀行とじぶん銀行は「金利が高い」ということがわかります。
オリックス銀行の「17.8%」というのは「プロミスと同じ金利」。
じぶん銀行はほんの少し安いですが、それでも似たようなものです。
…というように「銀行カードローンだったら、すべて金利が安い」とは限らないんですね。
消費者金融とくらべて金利が低い分、銀行カードローンは審査が厳しい
当然ですが、金利が安い(低い)ということは「審査が厳しい」ということ。
これを説明するには「消費者金融の貸し倒れ」について語った方がいいでしょう。
消費者金融では毎年「返せないまま破産する人」がいます。
この分はどうなるのかというと、「業者が損をして終わり」です。
この金額ですが、『ナニワ金融道』の青木雄二さんの著書によれば「年間2000億」とのこと。
90年代のデータなので今は多少違うでしょうが、とにかく「1000億単位」ということです。
当然、この赤字分は「どこかで取り戻す」必要があります。
そのため、消費者金融は「金利を高く」しているのです。
つまり「金利が高い=貸し倒れが出ても大丈夫=審査がやや通りやすくなる」ということなんですね。
この逆で、銀行カードローンでのキャッシングは「金利が低い=貸し倒れを出せない=審査が厳しくなる」ということなのです。
企業の論理…というか数学的に考えれば当然のことなんですね。
たまに「銀行カードローンも消費者金融も、審査は同じように厳しいです!」などと書いているサイトもありますが、「金利が違うのに、審査レベルが同じ」というはずがないのです。
消費者金融の「30日間無利息」を活用すると、銀行カードローンよりも低金利な場合もある!
実は「30日間無利息」というシステムを活用すると、2ヶ月か3ヶ月で完済できる場合、消費者金融の方が金利が安いです。
(1ヶ月だったら金利ゼロなので「安い」以前に金利が「ない」です)
30日間無利息を提供しているサービスは「アコム・プロミス・レイクALSA」。
特にレイクalsaは「5万円まで、180日間無利息」というシステムがあります。
このため、特に5万円レベルの少額のキャッシングだったら「銀行カードローンよりもどこよりも、最強の低金利はレイクALSA」と言えます。
(利子ゼロだから当然ですね)
というように「銀行カードローンは確かに低金利」ですが「30日間無利息の消費者金融でのキャッシングを、うまく使う手もある」ということは、知っておいてください。
*ちなみに、30日間無利息は1ヶ月をオーバーしても大丈夫です。最初の1ヶ月の利息は「永遠に発生しない」ものです。
以上「銀行カードローンは金利が安い」という評判について、いくつかの補足をしました。
- 銀行カードローンでも、消費者金融並みの所はある
- 30日間無利息を活用すれば、消費者金融の方が安いケースもある
…ということを押さえておいてください。