【2020最新版】カードローンの審査申し込みのときの理由は何が通りやすい?

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銀行が提供しているカードローンが、銀行カードローンです。
低金利であり、借入限度額が高いので、低い金利でお金を借りたいという人向けのカードローンと言えます。
もちろん、銀行カードローンも申込みをすると、審査を受けなければならず、審査通過するとお金を借りられます。
審査に申し込むときに、他の人はどのような理由で申し込んでいるのでしょうか?

銀行カードローンを借りるときの目的ランキングをご紹介します。

その前に、目的がきちんと決まっていて、目的別ローンに当てはまるようであれば、目的別ローンを探してみてください。

利用目的が明確なら、目的別ローンおすすめ

ローンにはいくつか種類があり、その1つに目的別ローンがあります。
目的型ローンとも言われており、融資をするお金の使用用途が決められているローンです。
その目的にのみ使えるお金と言えます。

  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • ブライダルローン
  • 住宅ローン
  • デンタルローン

これらは、目的別ローンの一例です。
例えば、マイカーローンであれば借りたお金は車購入にのみ使用でき、住宅ローンであれば借りたお金は住宅購入にのみに使えます。
目的別ローンは、カードローンよりも金利が低いので、特定の目的に使うためにお金を借りたいなら、より低金利で融資を受けられます。
利用目的が明確ならば、目的別ローンを検討しても良いでしょう。

ちなみに、目的別ローンで融資を受けるにあたっては、明細書、見積書、領収書などの提出を求められることがあり、何に使ったか証明しないとなりません。
勝手に好きなものには、使えないようになっているのです。

銀行カードローンは利用目的が自由なのに理由が必要?

銀行カードローンは、事業性資金以外では、使い道を自由としている銀行が多いです。
事業で不足する資金を銀行カードローンで補うのはNGですが、その他の事には使って構いません。
多くの銀行では、カードローン申込書に、お金の使い道を入力する欄があります。
また、審査によっては、何に使うのは聞かれます。
そのために、カードローン申込者は、借りたお金を何に使うのは答えて明確にしないとなりません。

お金の利用目的を聞くのは、使用しても借りたお金を返済できるのか、見ていくためです。
極端な話を言えば、借りたお金で海外逃亡します、と理由を言えば、銀行は融資をしてくれないでしょう。
融資しても、返せそうにないと思われると、カードローン利用を断れます。
逆に、融資しても返済できそうだと思われれば、その他の審査項目にも問題ないと融資を受けられます。

どのような理由であれば、銀行カードローン審査に通りやすい?

審査に通りやすい理由は、一時的にお金が必要になった場合です。
普段は収入が安定しており、問題なく日常生活を送っているけど、急にお金が必要になったので、補うためにカードローンを利用するような時です。
一時的なお金のためにカードローンを利用すれば、その時だけしのぐと、後は収入で返済できるので、銀行は融資しても問題ないと見ます。

冠婚葬祭費用として

友人の結婚式や身内の葬式などと、冠婚葬祭は突如として訪れます。
冠婚葬祭によって、急に一時的にお金が必要になることもあるでしょう。
友人の結婚式の二次会費が足りない、身内の葬式の香典が出せないなど、入り用になることはあります。
冠婚葬祭の出費は、その後は、本人の経済状況に影響が少ないので、融資しても返済に行き詰まる可能性は低いと銀行は考えます。

レジャー・旅行の費用として

キャンプのようなレジャーの費用、どこかに旅行に行く費用などは、一時的な出費なので、後々返済に響かないと考えられます。
例えば、旅行に行くなら、一時的にまとまったお金が必要なために、カードローンを利用する目的としては、説得力があります。
娯楽のための費用ですが、悪いことではなく、銀行は問題ないと見ます。

習い事の費用として

資格を取るためのお金、英会話教室の入会金などは、審査時には好印象となることが多いです。
特に、現在の仕事に繋がり、キャリアアップでき、収入アップが見込まれるなら、銀行は好意的に受け止めます。
仕事で必要なのでと、銀行を納得させられるような習い事や資格なら、審査で良い印象を与えるでしょう。

車購入・車修理費用として

車の故障は突発的に起こるので、カードローンでお金を借りる理由としては、説得力があります。
車検費用が思ったよりも高いので、カードローンを利用したいという理由も同じです。
車購入のためにカードローンを利用したい時も、審査で好印象になりやすいですが、なぜ金利の低いマイカーローンを利用しないのか?と聞かれるかもしれません。

銀行カードローン審査で落ちやすい理由とは

利用目的によって、返済が難しそうだと思われると、審査で落ちやすいです。
事業性資金に使用禁止されている銀行カードローンで、事業に使うというと、審査落ちします。
また、以下のような理由でも審査で落ちやすく、一見すると問題ないような理由でも、厳しく見られます。

ギャンブルのため

ギャンブルに使うと答えると、ほぼ確実に審査落ちします。
銀行によっては、使用用途をギャンブルのためとしただけで、審査せずお断りする場所もあるようです。
仕事をして安定した収入があり、いくら属性が良くても、ギャンブルは非常に印象が悪いです。
ギャンブルで勝ち続ける人はほとんどいないために、貸したお金は全部使ってしまい、返済できなくなると、銀行は見るのです。

どうしても使用用途をギャンブルにしたいなら、相当高収入でないと、確実に審査で落ちるでしょう。
ちなみに、株式売買やFXも、銀行はギャンブルと同じような印象を持ちます。

他社への返済のため

他社に返済するためにカードローンを利用したいと答えると、自ら多重債務者だと答えるようなものです。
自転車操業でお金に困っている、借りても返済できず計画性のない人間だと見られてしまい、印象は良くありません。
仮に銀行カードローンでお金を貸しても、返済に行き詰まる可能性が高いので、審査で落とされるでしょう。

生活費のため

使用用途が生活費では、審査で印象が悪くなりやすいです。
一時的な生活費のためにカードローンを借りるのか、と考える銀行もあるかもしれませんが、生活費が足りなくなると言うことは、やがて返済が行き詰まる可能性が高いです。
生活のためにカードローンを利用する時は、自分の収入ではお金が足りていないということです。
融資しても返済できるか怪しまれて、審査落ちするかもしれません。

引越のため

引越費用のために、カードローンを利用したいとなれば、銀行は慎重に審査する傾向にあります。
理由は、引っ越しすれば、カードローン利用者と連絡がつかなくなる可能性が高いからです。
本当に、引っ越しして連絡が取れなくなれば、銀行は貸したお金を回収できません。
利用目的で引っ越しとするならば、不動産会社と賃貸の契約を結んだ後に、銀行カードローンを申込みして、契約書類を銀行に提出すれば、審査通過しやすくなります。

使用用途で嘘をつく

銀行カードローンは、貸したお金を、審査時に聞いた使用用途通り使ったか、確認することはほとんどありません。
このために、嘘をついて申込みも可能です。
しかし、嘘をつくのはおすすめできません。

申込者の状態と、使用用途に矛盾があると、怪しまれるためです。
明らかに怪しいとなれば、提出書類が増えて、徹底的に個人情報を調べられるかもしれません。
例えば、子供がいないのに教育資金に使うのは不自然です。
同じく、交際費のために300万円借りたいと言えば、交際費でそんな大金が必要なのか?と怪しまれます。

また、嘘をつかないと借りられないような理由でカードローンに申込み、使用用途で嘘をつくのもおすすめできません。
ギャンブルや投資だと、借金を増やす可能性が高く、多重債務になり、債務整理をしないといけないかもしれないからです。

銀行カードローンをおまとめローンとして使いたい場合の理由は正直に書いてOK?

おまとめローン専用のカードローンもありますが、おまとめ向けカードローンのない銀行もあり、その場合は通常のカードローンと同じような申込みの流れです。
おまとめでないカードローンの審査は、複数社から借入があるなら、審査で不利ですが、おまとめローンとして利用したいとなれば、一本化するという事情を考慮してもらえます。
複数社から借入があるのに、多重債務者と思われたくないなどの理由で、おまとめではなく、違う使用用途だと嘘をつくと、余計に怪しまれます。
銀行カードローンをおまとめローンとして使いたいときは、素直におまとめローンとして使うと伝えましょう。

  • 申込時に、使用用途記入欄で借り換えがあれば、借り換えにする
  • 申込後の確認の電話で、おまとめローンとして使うと伝える

このどちらかでおまとめだと伝えれば、おまとめローンとして審査してくれます。
ポイントとしては、審査に入る前に、おまとめローンとして使いたいと伝えることです。

他の人はどのような理由で銀行カードローン審査を受けている?

カードローンは、事業性資金以外だと、原則として使い道は自由であり、使用後は用途を明確にする必要はありません。
カードの枠内であれば、何度でも借入可能です。
どんな理由でカードローンを使用しているのか、その目的は以下の通りです。

目的 割合
娯楽・交際費 48.3%
生活費(食費・家賃支払い) 42.2%
車関連費(購入・車検・メンテナンス) 18.2%
旅行費用 12.7%
トラブル対応費(事故・入院) 12.6%
他の金融機関への支払い 10.6%
教育費 10.0%
慶弔費 7.7%
投資資金 6.3%

※ジャパンネット銀行の調査データより

車の購入費やメンテナンス費は、マイカーローンも使えますが、カードローンだと何度も借り入れでき利便性が良いので、利用する方がいるようです。
また、この中では投資資金としてカードローンを使う方もいます。
さらに、他の調査機関による調査では、上記以外の使い道があるので、いくつかご紹介します。

目的 割合
クレジットカードの支払い 7.3%
家賃支払い 3.2%
医療費 2.4%
家具家電購入 2.4%
自己啓発費 1.4%

※全国銀行協会の調査データより

このデータを見ると、日常的に必要となるお金を、カードローンでまかなう方もいるようです。

まとめ

銀行カードローンは、どんな方が申し込んでも、必ず審査を受けないとなりません。
審査では、貸すお金の使用用途を聞かれる場合が多く、融資しても返済が無理そうだと思われると、その時点で審査落ちになるかもしれません。
今回ご紹介した使用用途を参考に、銀行カードローンに申し込んでください。

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