本当に金利の低い銀行カードローンキャッシングからお金を借りるには?

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本当に低い金利の銀行カードローンの見分け方

銀行カードローンでも実際に設定される金利は利用者ごとに決められるため、安い(低い)金利で借りられるとは限りません。また、金利には固定金利と変動金利のタイプがあり、その違いにより有利・不利が生じることもあります。

そのため、どのローンを選ぶか、自分に設定される金利が本当に安いかどうかの見極めが必要なのです。

銀行カードローンが設定する融資限度額に応じて決まる金利で安いものを検討する

多くの銀行の貸付金利は利用者ごとに設定する融資限度額によって決定されています。つまり、自分の限度額で設定される金利が安いのか、そうでないかの見極めが重要なのです。

例えば、A銀行の金利が4.6~14.6%、B銀行が3.5~14.0%だとすると、単純な比較ではB銀行のほうが安い金利でお得と感じられるでしょう。

しかし、両者の融資限度額は、A銀行は最高500万円、B銀行は最高1000万円であり、実際の金利は利用者ごとに設定される限度額の大きさによって決まることが多いのです。

限度額100万円未満の場合の金利は、

A銀行 12.6~14.6%
B銀行 14.0%

となっており、両方の銀行ともに利用者によって他の銀行より安く借りることも高く借りることもあるわけです。

こうした現象が設定される各限度額(の価額帯)で起こるので、実際に設定される金利で安いか高いか、有利か不利かを判断しなければいけませんね。

金利が低い変動金利は、急激に金利が上がるリスクもある

カードローンの金利は固定金利と変動金利の場合がありますが、経済状況などにより同じ金利でも両者には有利不利の差が出るので、それを理解してローンを選定しましょう。

変動金利は経済の悪化や物価の上昇などにより急激かつ大幅に上昇するというリスクがあります。一方、固定金利は経済状況などにかかわらず原則変動しないため、変動金利より高い金利の場合でも結果的に変動金利より低くなるケースもあるわけです。

経済状況などが大幅に変動しそうな環境の場合、利用者は金利が低くてお得感のある変動金利のローンよりも、多少高い固定金利のローンを選択したほうが、かえって得することになるかもしれません。
変動金利、固定金利のカードローンの例

変動金利のローン 三菱UFJ銀行のバンクイック、みずほ銀行カードローン、じぶん銀行のじぶんローン など多数
固定金利のローン 名古屋銀行の新ミニマム、鳥取銀行のプレミアムカードローン、信用金庫のきゃっする、など多数

審査の甘い銀行カードローンの見分け方

安い金利の銀行カードローンでも利用できなければ意味がありません。そのため自分がパスできる審査の甘いローンを探す必要があります。

審査を請け負う会社の難易度から検討する

多くの銀行カードローンでは主要な審査はローンの保証を担当する保証会社が行っているので、保証会社の審査の程度を把握することが銀行審査の難易度の見極めに役立ちます。

つまり、相対的に審査の甘そうな保証会社が保証している銀行カードローンなら比較的お金を借りやすいというわけです。

保証会社のタイプは、消費者金融系、信販会社系と金融機関系に分かれますが、審査の難易度では消費者金融系→信販会社系→金融機関系の順で甘いとみられています。したがって、消費者金融系の保証会社が担当している銀行が最も審査が甘い可能性があるのです。

各々の系統には次のような保証会社があります。

消費者金融系 アコム、SMBCコンシューマーファイナンス、エム・ユー信用保証
信販会社系 オリックスクレジット、オリエントコーポレーション、ディーシーカード
金融機関系 群馬信用保証、ふくぎん保証、信金ギャランティ

ネットなどの評判で審査の甘い銀行カードローンを判断する

ネットでの利用者の情報から審査が甘くなっていそうなローンを探し出すこともできます。

ネット上の審査に関する情報はローン紹介サイトの評価と利用者の評価などがあり、利用者の口コミ情報がとても有効です。実際に利用した方がどのローン審査に合格したり落ちたりしているかという情報は参考になるはずです。

例えば、

  • 「A消費者金融は不合格だったが、B銀行には合格した」
  • 「4年前に任意整理した経験のある私がC銀行の審査はアウトだったが、D銀行からは20万円借りられた」
  • 「2社から80万円借りている状態でE消費者金融には落ちたが、F銀行はパスした」

などの情報が見られます。こうした情報を集めると自分が希望する銀行の相対的な審査の程度を把握できることもあるでしょう。特に自分と同じような属性、収入力や信用力を持っている方の情報は参考になりますね。

ただし、口コミ情報が常に真実とは言えないので、できるだけ具体的で客観的な情報が多いものを選ぶようにし、やたらと特定のローンをほめちぎるような情報は参考にしない方がいいかもしれません。

銀行カードローンの審査に通過したい!信用度を良好にする方法

銀行カードローンの場合、最終的な審査の判定を銀行が行うこともあるので信用面の評価が重要になります。そのため信用度を良好にすることが審査に合格するためには有効といえるでしょう。

クレジットカードの支払いなどの信用取引での返済を着実に行う

信用度を一気に向上させることは難しいですが、現在や今後の信用取引での返済を契約通りに支払っていけばそれだけでも信用度をアップさせることもできるのです。

信用度はあくまで過去の取引の状態から判断するので、返済遅延がまったくない状態がどれだけ長いかが重要になります。そのためマイカーローンの返済やクレジットカードなどの分割払いなどで少しの遅れもないような着実な支払いが求められるのです。

「クレジットカードの支払いだから2~3週間遅れても平気だろう」などと勝手に思っていると返済遅延として信用情報機関に報告され、支払いの遅れがあった月として記録されることもあるので注意したいですね。

以上のように銀行カードローンから安い金利でお金を借りることが可能です。そのためには、自分にとってどのローンの金利が安いかを見極めること、より審査の甘い銀行を選ぶこと、信用度を良好にしていくこと、などの方法が有効になります。できるだけ有利な金利で借りたい方は参考にしてください。

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