銀行カードローンの借入審査申込の前に、簡易診断で診断しよう。
目次
銀行カードローンに申込む前に、簡易診断で可能性を確かめよう
銀行カードローンに申し込みをしてしまうと、信用情報に、カードローンの申し込みをした記録が残ってしまいます。
カードローン審査に申し込む前に、審査が通る可能性のチェックができる簡易診断サービスを提供する銀行で、
審査が通るかどうか確認すると、信用情報に傷をつけずに診断することができます。
無記名で、年収や借入額などの簡易診断で情報を入力をするだけで簡易診断を受けることができます。
以下、簡易診断に対応している銀行の簡易診断の内容を解説します。
三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』の簡易診断
三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』では「お試し診断」という名前で借入診断をしています。
聞かれる項目は下の通り。
- 生年月(日にちは答えないので、楽です)
- 性別、独身既婚
- 保険種類
- 他社借入状況
…という風です。それぞれ補足していきます。
保険種類
下の4種類から選びます。
(保険に入っていない人は、銀行カードローンには通らないと考えてください)
- 社会保険
- 組合保険
- 共済組合
- 国民保険
他社借入状況
下の3つの種類、それぞれで「件数」「金額」を答えます。
- 銀行から
- 銀行から(住宅ローン)
- 信販・流通系ローン会社(セディナなど)
- 消費者金融系ローン会社から(アコムなど)
…という風です。
消費者金融の3秒診断などと比べると、かなり項目が細かいです。
こうした借入診断だけを比べても「消費者金融より銀行系カードローンの方が審査が厳しい」と実感します。
新生銀行カードローン『レイク』の簡易診断
レイクは新生銀行のカードローンのサービス名となっていて、正式には「銀行系カードローン」です。
ここの借入診断で聞かれるのは下の項目です。
- 生年月日
- 本人年収
- 他社借入件数
- 他社借入総額
…という4項目です。以下、コメントしていきます。
本人年収
これはボーナスも含む金額です。
また、年金受給者の場合、1年間の年金受給額を書きます。
勤続年数が1年未満でも、「予定の年収」を書けばOK。
どのくらいまで「融資OK」になるか
これはズバリ「借入残高が、年収の半分まで」です。
「総量規制」というルールでは「年収の3分の1までしか借りられない」となっていますが、銀行はいいのです。
この総量規制というルールは消費者金融などに適用されるもので、銀行系カードローンは例外なんですね。
なので、たとえば「年収300万円」と入力して、「借入総額…150万円」と入力すると「ご融資できる可能性がございます」と出ます。
「151万円」にすると、半分を超えるのでアウトになります。
ちなみに、この借入診断ではこのように「年収の半分までOK」でも、実際のレイクの審査は「年収の3分の1まで」で止まることがほとんどです。
(実際、その方が利用者のためです)
※新生銀行カードローン「レイク」は、「レイクALSA」と名前を変え、消費者金融として生まれ変わっています。
内容はほぼ変わらず、より早い審査ができるようになっています。
借入診断(簡単審査)をやっていない銀行系カードローン
以下の銀行系カードローンは、借入診断をやっていません。
(つまり、普通の審査をそのまま受ける必要があります)
- みずほ銀行カードローン
- 三井住友銀行カードローン
- イオン銀行『カードローンBIG』
- オリックス銀行カードローン
- 東京スター銀行『スターカードローン』
- 楽天銀行『楽天銀行スーパーローン』
- ジャパンネット銀行『ネットキャッシング』
…というように「三菱UFJ銀行」「新生銀行カードローン・レイク」以外、ほぼ全滅、という状態。
ここまで借入診断をやっていないというのは、消費者金融で借りなれている方からすると驚きでしょう。
銀行カードローンは「気軽に申し込む人はお断り」ということなのか、とも感じます。
(少なくとも、歓迎しているなら消費者金融のように「借入診断」をやるはずなので)
みずほ銀行、三井住友銀行がやっていないというのも意外でしたが、「楽天銀行」も意外でした。
ネット系の企業なので、こういうウェブ上のコンテンツは、どこよりも率先して作ると思っていたので…。
このように銀行系カードローンでの借入診断は「基本的にできない」もの。
「名前を聞かれるかどうか」などの心配以前に「そもそも、やっていない」ということですね。
以上「銀行系カードローンの借入診断で、どんな項目が聞かれるか」をまとめました。
最後に書いた通り「そもそも、やっていない」のがほとんどなので、名前などを聞かれる心配は、まったくありません。