キャッシング業者のカードローンは、学生でも借りられる?
目次
キャッシング業者から学生がカードローンを借りるにはまず年齢をチェック!
カードローンは年齢制限があります。学生の方で借り入れを検討している方は、まずはご自身の年齢をチェックしてください。
借り入れを行う際の年齢制限は、消費者金融でも銀行カードローンでも条件があります。
消費者金融と銀行カードローンの違いが不明な方は下記をご覧ください。
消費者金融と銀行カードローン一般的な年齢の幅は下記のようになっています。
消費者金融 | 20才~69才 |
---|---|
銀行カードローン | 20才~65才 |
業者・銀行によって多少違いますが、大体このような年齢制限です。
学生の場合この「20才」の方で年齢制限に引っかかることがあります。
(中学生・高校生はもちろん、大学生や専門学校生でも、19才で借りられないという方はいますね)
ただ、19才ですでにキャッシングが必要なくらい散財しているというのは、少々問題があります。
私も大学時代から多重債務者になった人間ですが、その経験からいっても、早めに金銭感覚を直していただいた方がいいでしょう。
どうしても必要なお金であれば、親にきちんと説明して親から借り入れをしたり、学費の足しで検討されるのであれば、
各種奨学金を借りるのも一つの選択肢としておすすめしています。
アルバイトをしていない学生はキャッシング業者からカードローンで借り入れができない!
当然ですが、アルバイトをしていない学生は、経済的には「無職」という扱いになります。
社会的には「学生」というのは職業ですが、経済的には「無職」なのです。
そのため、アルバイトの収入がなければカードローンは借りられません。
実際、無いのに借りたら返済で大変なことになるので、どの道収入は必須です。
「専業主婦なら無収入でも借りられるのに、なぜ学生はダメなのか?」
と、カードローンの知識がある方なら思うかも知れません。
この疑問はもっともですが、専業主婦というのは立派な職業なのです。
家事や育児というのは想定外のトラブルが多く、見た目以上に大変な仕事。
それをこなすのは、直接金銭が発生しなくても立派な「職業」と見なされるので、専業主婦は「自分の収入がなくても」借りられるんですね。
審査を行う際も、旦那さんの収入を見るなど本人以外の要素を加味されるので学生より有利なのです。
(ただし、消費者金融では借りられず、銀行カードローン限定ですが)
学生専用ローンと、大手キャッシング業者のカードローンはどっちがいい?
これは断然「大手のカードローン」。
私は学生時代に両方試したので断言します。
学生専用ローンは金利が安い、ということはない
私が学生専用ローンに申し込んだのは、「多分金利が安いだろう」と思ったため。大学時代、いつも「学割」で物を買うのに慣れていたので、常に「学割を探す」習慣がついていたんですね。
で、ろくに調べずに「学生ローン」というだけで、ある会社に申し込みました。その会社さんは良かったですし、ピンチを助けていただいて感謝もしています。
ただ、金利は普通です。大手のキャッシングとまったく同じです。
基本的にカードローンの金利というのは、どこも「上限ギリギリ」まで上げているのです。消費者金融の場合は「実質年率18%」ですね。
ギリギリは「実質年率20%」なので、もう少し上げることはできます。しかし、そこまで上げるとお客さんが離れるので、みんな「18%」というギリギリのラインでやっているのです。
なので「学生ローンだから」という理由で金利を下げることはできないんですね。
学生ローンはATMやネットで借入・返済できないので不便
学生ローンは基本的に中小業者。そのため、大手のカードローンのような「カード」がありません。
大手の場合、コンビニ・銀行のATMで、このカードが使えます。
(もちろん、それぞれの会社の専用ATMでも使えます)
このため、いつでも好きな時に借入・返済できるんですね。特に返済が自由にできるのは大きく、これによってどんどん返済が進みます。
これに対して、学生ローンは借入・返済ともに「事前連絡」が必要。
電話で「○○万円貸してください」とか「今日、○○万円返済します」と連絡が必要なのです。
また、大手なら銀行のネットバンキングを使って、ネット上で借入・返済もできます。
しかし、学生ローンはこれもできません。
…というように、学生ローンは大手のキャッシングに比べてあらゆる点で不便です。
これは学生ローンが悪いわけではなく、貸金業は資金力だけがものを言う世界だから、大手が有利なのは当然なのです。
一人のお客として、使いやすさだけ考えるなら、学生ローンより大手のカードローンをおすすめします。
以上、学生がカードローンで借りられる条件や資格、注意点などを書きました。
学生の方に参考にしていただけたら幸いです。