キャッシング審査に落ちたら他のカードローンは借りれないの?

困る

キャッシング、カードローンへの審査の同時・連続申し込みは落ちる可能性が高い

キャッシングやカードローンの審査を、同時や連続で申し込むのは危険。
審査に申し込んだという情報は、信用機関を通じてリアルタイムにキャッシング、カードローン業者に共有されます。

複数のキャッシング、カードローン業者に同時に申し込むことは、審査不利になります。1-2社ならともかく、4-5社に同時に申し込むということは、申し込んだ人が審査に通る可能性が低めの方で
お金に大変困っている可能性が高いと判断されます。お金に大変困っているということは、借り入れの後の返済も滞る可能性が高く、貸す側にとってとてもリスクとなります。

普通の人は、キャッシングの審査に同時や連続で申し込んだりすることは少ないかと思います。その他、複数申し込んで金利がいいローンを選ぶという考え方もありますが、キャッシングの審査をする側からみるとお金に困っていて、貸出リスクが高い人だと判断されます。このことを業界用語で「申し込みブラック」といいます。「申し込みブラック」になると、ペナルティを解除されるのに半年-一年程度かかります。

なので、同時申し込みは極力しない方がいいですし、連続申し込みも「2件まで」にしましょう。良い条件でお探しであれば、申し込む前に、金利などの条件が良いカードローンについてよく調べてから申し込みましょう。

キャッシングの審査に落ちないための方法・コツ

キャッシング審査で落ちた理由によって対応がことなるので、以下に主要な理由・原因別に審査に通りやすくなる方法を書きました。

キャッシングの借入残高が多かったため審査に落ちた。

キャッシング、カードローンの借入残高が多く、年収の三分の一に近い金額まで借りてしまった場合、「総量規制」という法律の規制により消費者金融から追加の融資を受けることができません。
キャッシングの借入残高が多いかたは、単純に借入残高を小さくすることで審査に通る可能性が上がります。

たとえば下のような場合は、打つ手があります。

  • ・消費者金融で50万円借りている
  • ・貯金が30万円ある

この場合、貯金を全部おろして、消費者金融の返済に回します。
そうすると、借入残高は「20万円」まで一気に減るわけですね。

「手元に貯金がないと困る」という場合も問題なし。
キャッシングの審査に通った後、もう一度30万円キャッシングして、それを貯金すればいいからです。

(もちろん、貯金自体やめれば、返済はより早く進みますが)

キャッシングの借入件数が多すぎて、審査に落ちてしまった

金額は同じでも、借入件数が多いと審査で不利になります。借入件数が多いというのは、要するに「多重債務者」だからです。

たとえそれぞれの金額が小さくても、これはアウトです。「各会社から、それだけしか信用されていない」証拠だからです。

(みんなリスクを負いたくないから、その人に少額しか貸さない…ということですね)

というわけで、信頼を得るためにこの借入件数を「全部まとめ」ます。いわゆる「おまとめローン」「借金の一本化」ですね。

まとめるためには「1社以外全部返す」ためのお金が必要。貯金があればそれを使い、どこかからまだ借りられるなら、返すためのお金を借りましょう。
(そして、そのままその1社でまとめましょう)

おまとめローンを組むことで、借金が一本化されて返済が楽になるメリットもありますが、それよりも金利が下がって全体の返済金額が下がることが最大のメリットです。
おまとめローンは各社が提供していますが、銀行が提供しているカードローンは金利が低いのでおすすめします。(審査基準は若干高めです)

一人暮らしだった(家族と同居していなかった)場合

実はカードローンの審査では「実家ぐらし」「家族と同居」の方が評価されます。
「一人暮らし」というのは、審査で不利なんですね。

理由は下の通りです。

     
  1. 逃げる可能性がある
  2.  

  3. 経済的な負担が大きい(返済がきつい)

…というもの。そして、実家ぐらしの方が有利な理由は、

     
  1. 同居人がいると連絡が取りやすい
  2.  

  3. 持ち家だったら、それが不動産になるので安心できる
  4.  (最悪自己破産されても、その持ち家を売却できる)
     

  5. 家族がいると、家族が助けてくれることが多い

…というもの。
なので、もし一人暮らしの時にカードローンの審査に落ちた場合、その後親と同居するだけでも、審査に通ることがあるんですね。
(あくまで可能性ですが)

もし同居できる&どうしてもキャッシングしたい、というのであれば、同居も検討しましょう。

キャッシング審査に再申込みをする時はできれば半年、期間を空ける

キャッシング審査を再度申し込む場合、できれば半年(6ヶ月)期間を空けましょう。
理由は下の通りです。

  • 「申し込み履歴」は、すべての業者で半年間共有される
  • 一つの業者で、半年前に申し込んで落ちた人は、大抵自動的に落とす

…ということです。

(1)については、こうした「信用情報」を管理するJICC、CICなどのサイトにはっきり書かれています。
(情報の種類ごとに、どれだけの期間記録が残るかが書かれています)

(2)については、多くの業者や銀行で「一度審査に落ちた方は、原則半年より後の再審査をおすすめしております」という内容が書かれています。
遠回しな表現ですが「半年以内なら、落とすぞ」という意味合いが強いでしょう。

以上「キャッシング審査で落ちた人は、もう借りられないのか?」という疑問の答えです。
急いでいる場合、半年も空けられないかも知れませんが、それでも連続2回までにしておきましょう。

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