レディースローンとカードローンって何が違う?

考え中

レディースローンとカードローンの違い

レディースローンとは、名前通り「女性向けローン」のこと。プロミスの「プロミスレディース」などが有名です。中身は、普通のカードローンと変わりません。ただ、女性が審査を受ける場合「気軽に申し込める」「申込みフォームが使いやすい」などのメリットがあります。

レディースローンのメリット・長所

まず、レディースローンのメリットや長所は、下の通りです。

申込みフォームの記入が簡単

  • 「性別」がない
  • 「専業主婦」などの女性特有の項目が上位に来ている
  • その他の質問も、すべて女性向けになっている

心理的な抵抗が少ない

  • オペレーターは当然女性
  • その後の督促電話なども、基本すべて女性
  • 「女性」というだけで歓迎されている気がするので、気分的に楽

…というのがメリットです。
最後のものについては完全に「精神的なもの」ですが、それでも「少しでもストレスがない」というのは大事なこと。

借りる時のストレスがなければ、その後の返済のためのパート・アルバイトなども楽にできます。
また、イライラして家族にバレる(様子がおかしいと思われる)ということもありません。

というわけで、普通のカードローンとの「大きな違い」はないのですが、このように「それなりのメリット」はあります。

レディースローンとカードローンの違い、よくある間違い

レディースローンとカードローンの違いでよくある間違いは、

  • レディースローンは金利が安い
  • レディースローンは審査に通りやすい

…というもの。なぜ間違いなのか詳しく説明します。

レディースローンの金利が安くない理由

もしレディースローンの金利を安くしたら「男性が奥さんや恋人の名義で」借りてしまいます。
もちろん、男性も「奥さんや恋人に内緒で借りる」ことが多いので、そういう男性は少数派。

しかし、たとえ1割でもそうしてレディースローンに流れると、カードローン業界としては大きな損失なのです。
何兆円という単位でお金が動く業界ですから、1割の金利が下がるだけでも、かなりの損失なんですね。

そもそも、そうやってレディースローンの金利を安くすると、普通のカードローンが高く見えてしまい、利用者の満足度が下がります。
なので「両者の金利差をつけてはいけない」のです。

「レディースローンだから審査に通りやすい」ということはない

これが間違いというのは、少し考えればわかるでしょう。
キャッシングの審査は「その人に返済能力があるかどうか」を見るもの。

つまり、本人の「収入、職業、借入総額」などで決まるのです。
普通のカードローンから申し込もうが、レディースローンから申し込もうが、これらの条件は一切変わりません。

だから、審査の難易度が変わるわけはないのです。
一部のサイトでよく調べずに「女性向けローンなので、女性は審査に通りやすいです!」などと書いていますが、間違いなので注意してください。

自分の収入がない専業主婦の場合、銀行カードローンで借りる

むしろレディースローンよりも、自分の収入がない専業主婦の場合、銀行カードローンの方がよほど「女性向け」。
というのは、普通の消費者金融の場合「自分の収入がないと借りられない」からです。

なので、自分の収入がない専業主婦の方は、銀行カードローンで申し込みます。
必要書類は「住民票」「夫の同意書」。
「夫の同意書」については、銀行によってはなしでOKです。

たとえば「みずほ銀行」など主に5つの銀行ですが、これらの銀行で申し込むと、より簡単に審査に通るでしょう。
(審査が甘いとかゆるいという意味でなく、必要書類が少ないという意味で)

特に専業主婦の方がキャッシングする場合「旦那にバレたくない」ということは誰でも考えるでしょう。
「配偶者の同意書不要」の銀行ならバレる心配もないので、これらの銀行がおすすめです。
楽天銀行のカードローンなら、ご自身の身分証明書だけでOKで楽天ポイントが付くといったメリットがあります。

以上「レディースローンと普通のカードローンの違い」について書きました。
「申込みフォームが便利」「精神的に楽」というメリットは確かにあります。

これらのメリットに魅力を感じる場合、利用するのもいいでしょう。
中小サービスよりも大手の方が安心なので、たとえばプロミスの「プロミスレディース」などがおすすめです。

おすすめ銀行カードローン